ラブドール素材のシリコンとTPE(エラストマー)の違い
ラブドールの素材には、現在主流となっているシリコンに加え、新しくTPE(エラストマー)という素材が登場しています。
まだ、登場したばかりで情報的に少ない素材になりますので、ここで両者の素材の特徴について分かり易く比較していきたいと思います
よければ参考までに、ご覧いただければと思います。
シリコンの特徴

シリコンは国内メーカーで主流となっているラブドールの素材です。
ただ、シリコンと言えど、その種類は一つではなく複数存在しております。
その中でも、ラブドールに使用されるシリコンは医療用にも使用される毒性のないタイプになります。
また熱にも強く、普段の保管や使用用途によって溶け出したりする事はございません。
価格はやや高め
前述の通り、医療用のシリコンを使用している事が多いので、やはりその分価格面では少し高くなる傾向にあります。
それもそのはず、何せ全体の9割以上がそのシリコンで構成されているのがラブドールですので、その点は仕方ないと言えるでしょう。
匂いが少ない
メーカーによって差はあるものの、シリコンドールの特徴の一つに匂いが少ないという特徴があります。
実際に私が購入した事があるSinoDollのシリコンドールは、今まで購入した事があるドールの中でもダントツで無臭に近いものでしたので、匂いに敏感な方にはシリコンドールはオススメできるでしょう。
耐久度が高い
一口にシリコンドールと言っても、一昔前のシリコンドールと比べるとかなり技術も進歩しており、それに伴って耐久度もかなり上がっています。
後ほど詳細をご紹介しますが、この耐久度に関してはもう一つのドール素材であるTPEよりもかなり高いので、同じラブドールを長く使っていきたいという場合には、この耐久度の高さは情報されるでしょう。
もちろん、それでも雑に扱うと傷やスレはついてしまいますが、それでもそういった傷が出来てしまう頻度は確実に少ない部類と言えるでしょう。
TPE(エラストマー)の特徴

シリコンに対して最近登場したTPE素材。
エラストマーという素材の中で細分化された中の一つがこのTPEという素材で、最近では医療分野でも活用され始めているという最新素材となります。
さらにその活動分野はラブドール業界にも進出している様で、実際に今までシリコンでラブドールを作っていた業者が、TPE素材に切り替え始めているそうです。
ただ、大手業者(オリエント工業さんなど)では、シリコン素材に対する技術的な情報を非常に豊富に持っていますので、おそらく今後もシリコンで進めていくだろうと言われています。
TPEのメリット

TPEのメリットとしては、シリコンに比べて以下の点で優れています。
・柔らかい・触感が良い
・匂いは少なめ
・安さ
つまり、言い方を変えれば、現在のシリコンドールの上記の点において不満を感じている方は、TPEのドールがオススメですね^^
ただし、柔らかさについてはシリコンに比べて優れているというだけであって、本物と全く一緒の感触という訳ではありませんし、匂いも0という訳ではなく、シリコンの方が匂いが少ない事も多いです。
ちなみに、TPEのオイルブリードについて、1ヶ月放置したアシュリーはこれ位テカります
TPEのデメリット

そして、TPEにはシリコンよりも優れている点がありますが、反対に劣っている点もあるのです。
1つ目の点は、汚れや埃が付きやすいという点にあります。
お肌がモチモチしているが故に、埃や汚れが付着すると結構取るのに苦労します。
特にしっかりとベビーパウダーのケアができていない場合は、その部分だけ集中して埃がつくのである意味塗り忘れ部分の発見に一役買ってくれている状態です。
2つ目は、これまたお肌が柔らかい事が逆に欠点になる形になるのですが、傷付きやすいという特徴があります。
特に持ち運びをする際に、重心に近い部分をしっかりと両手で支えながら動かさないと、肌荒れしている様な「擦れ」ができてしまうのです。
実は私もアシュリーの両腕を掴んでそのまま運ぼうとしたのですが、アシュリーの全体重が両腕にかかってしまい、若干の擦れ肌になってしまっているのです。

まとめ
業者によって本当に様々な顔や体型のラブドールがありますので、結局のところ第一印象以上に購入に繋がる要素はそうそうないでしょう!
もし、複数のラブドールでどちらを購入しようか迷って時は、ぜひ素材の違いで選択して頂ければと思います。
コメント
コメントを投稿